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パワハラと戦う基礎資料づくり


あなたがパワハラ対策を考える上で強力なツールを提供します。

ツールは

1.交渉資料としてあなたと相手の主張をまとめたもの(争点の整理)koushou.pdf へのリンク

2.問題がおこって今日までの経過を書いたもの(事実の経過)jikeiretu.pdf へのリンク

3.一番しゃくに障る場面を、丁寧に整理したもの(場面の整理)bamenseiri.pdf へのリンク

の3つです。パワハラにせよモラハラにせよ、証拠が大事です。メール、受信記録、録音、写真、同僚の証言などがあればベストです。(ただしあなたが会社と争う場合同僚の証言はあまり期待できません。)

 

1の争点整理はあなたと相手の主張を、問題発生、経過、争点、それぞれの結論を、対峙を明確に、簡潔にまとめたものです。一目で事件の概要がわかるようにするためです。


2の時系列は事実関係を起きた順に整理します。日時とその時の職場(上司の名)あなたの勤務状態(遅刻、欠勤、休職、有給、出勤、早退など)、起きたことを書きます。記憶間違いを防ぎ、あなたの頭を整理します。


3.場面の整理は、一番頭に来た場面を自分と相手の行動を分けて時間を追って書きます。ちょうど時系列のあるシーンを、クローズアップした状態です。出来るだけ具体的に時間を追って書いていきます。これはあなたの内面の整理と証拠の確認に有効です。

この3つの資料が出来れば、かなりパワフルなツールを貴方は手に入れたことになります。
これらのツールは実際に労働組合や各種団体で使われています。その有効性も実証されています。
これが作成されれば、貴方の頭の中もかなり整理され、どう使うか考えることが出来ます。
次にどういう方法で問題を解決するかを考えます。

職場の労働組合、職場安全衛生委員会や、産業医、同僚など仲介役を引き受けてくれる人を探します。

相談の時この資料を見せ手もいい人には視てもらいます。内部にいない時は大阪府の労働局や、労働基準局に相談します。またメンタルの問題がある時は、精神保健福祉センターに相談します。

外部の弁護士、個人加盟の労働組合、仲介をしてくれるNPO等も検討します。


セクハラ被害を受けた方も、上の資料のように整理してください。

大阪市立大学助教授がセクハラを繰り返し、2006年11月30日依願退職、退職金650万円を2割減給して、520万円」を支給。
(2006年12月20日月毎日新聞)
電車痴漢は誤認でも即逮捕と比較すれば、相変わらず甘い処分。