1.起きていても寝ていても、何度も何度も侮辱を受けたシーンが、浮かんできます。そのたびにい  っそう、怒りと悲しみと、悔しさと無力感が、あなたを支配します。
  会社の話を何度も何度も繰り返し、くよくよ心配します。
2.絶え間ない不安に襲われ、びくびくします。
3.過剰なまでに否定的になり、宿命や運命にすがろうとします。
4.周りに人に裏切られたと感じて、猜疑心が深くなり、敵意がない行為も自分を害するように感じる。過度の 警戒心が、味方になる人まで遠ざける事になります。
5.あまりの攻撃に、自己防衛が働き、抑制できない激しい怒りに突発的に支配される。そのため   攻撃側に、さらなる攻撃の材料を与えます。
6.寝付けない、途中で何度も目が覚める、眠りが浅い等睡眠障害となります。睡眠障害はすべて  の精神障害の入り口です。
7.朝、新聞を読めなくなります。集中力が無くなり少しの間も読むことに集中できなくなります。
8.絶えず疲労感に襲われます。
9.簡単に転んだり、頭を打ったり怪我しやすくなります。交通事故が起こりやすくなり、起こした事故が又あなたを追いつめます。
10.顔が無表情になります。自殺願望が現れます。
あなたが直面している困難が、ここのリストで思い当たるならば、あなたはパワハラの被害者です。
あなたの前に人生の大きな試練が立ち現れた事を認識せざるを得ない。
人生は決して公平では無い。思いも掛けない被害をあなたは被りつつ在るのです。あなたは、不本意な試練にさらされており、その現実をありのままとらえることが必要です。
試練に立ち向かってこそ、自分の道を見いだし、自分の人生を自分の力で再び歩めるようになるのです。
あなたは選択を迫られる。
自分の信念を貫くため、上司と戦うか、もっと大きな闘いのためにエネルギーを蓄えるか
攻撃を粉砕するため全力を尽くす事が大きな前進をもたらす事もあれば、消耗し合うだけの関係にとらわれ袋小路に陥る場合もある。

どちらが正しいという事はないが、判断のための根拠は3つ在る。
1.あなたの加害者は、あなたの人生を掛けて戦うに価するか。あまりにも小人物ならさっさと逃げ  よう
2.戦い続けるための生活資金、家族などの支援は在るか
3.一番肝心な事はあなたの体が知っている。このページのような症状が出ているならば、あ   なたの心  身は危険な状態にあります。あなたの肉体がこれ以上の消耗戦を避けたいと悲鳴  を上げて居るなら、   素 早い対処が必要です。
4.心身に不調が感じられたら、早く仲介者を捜し、自分は長期の病気休職に入らなければなりま  せん。
  さもなければ精神に受けた傷は、さらに大きくなり下手をすると自分の人生を棒に振る事になり  ます。
事実を認める
体の状態を考える
仲介者も求める
今の状況に別れを告げる

子供のいじめも世間や職場のハラスメントの反映です。2004年6月中学二年生の娘を失った埼玉県の両親は
学校の調査の結果「うざい、きもい、ゴキブリ」と言った言葉の暴力や罰ゲームで負けた数だけ男の子に「告白」させるというルールで、5回負けた少女は、その日」男子に嘘の「告白」をさせられました。翌日つまり自殺した日には、残り4人に「告白」するよう強要されていた。(この項2月12日月毎日新聞と赤旗を参照しました。)
この子が自殺の前日に提出した作文が公文書扱いとなり、2月1日に公開され真下。その全文を掲載します。

 

 イツメと同和問題について思ったこと

 私は、イジメについて思うこと、少しし

か知らないけど、同和問題について思うこ

とを書きたいと思います。

 まずはイジメです。私はどうしてイジメ

をするんだろうと思います。人にはもちろ

ん好き嫌いがあるから、自分と合う人、合

わない人がいるのはあたりまえだと思いま

す。

 こう思うのは私だけかもしれませんが、

だったらどうしてイジメなんてするんでし

ょうか? 嫌いならば近づかなければ済む

ことだと思います。わざわざその嫌いな人

を思い出して表面に出すのはむじゅんして

いるのでは? と思います。自分だってム

カムカしてくるだろうし、その相手はもっ

と悲しい思いをしているはずです。

 嫌いな人にその人達同士にしか伝わらな

いあだ名をつけ、平気で悪口や残酷な言葉

を言っている人。それを言っている本人達

は楽しいのかもしれない。でも大声で話せ

ば皆に聞こえて周りが嫌な気分になると思

います。私も聞いて、

「もしかしたらこの人物は私なのかもしれ

ない。」

と思い、不安になり恐くなりビクビクして

いた事があります。

 私もこういう風に悪口を言ったことがあ

ります。私が悪口を言った相手もこんな思

いをしていたかもと考えると、申し訳なく

なります。

 誰だって自分を否定されるのは嫌だと思

うし、つらく悲しいと思います。その人に

対して、私はもう必要のない人間なのか、

もう世界中誰一人と私をこれから必要とし

てくれないのか、考えてみたらとても胸が

痛くなりました。

 イジメは自分をどん底まで沈めます。

 人には感情があるから、ぶつかりあった

り笑いあったりする事ができます。時には、

友達の意見に影響され、考え方が変わった

り相手を変えることだってあります。主張

とだきょうとつり合わせてうまく友達と付

き合っていけたらと思います。

 人は一人じゃ生きていけない。だから友

達をつくる。一人のさみしさが複数でいる

ことの楽しさへ変わる。

 生活の仕方とか全く同じの友達はいな

い。だからこそ自分がいろんな感情を知り

成長していけるんだと思います。

 次に同和問題について思ったことを書き

ます。

 私はこの前の道徳の時間のビデオで、初

めて同和問題を知りました。聞いたことは

あったのかもしれないけど意味はさっぱり

わかりませんでした。

 江戸時代とか、そんな大昔の家柄とかを

気にして、家を追いだされてしまった主人

公のおばあさんとお母さんを見て、追い出

した人はとても失礼な人だと思いました。

なぜ、そんなちっぽけな事を気にするんだ

と不思議にも思いました。

今、生きているのは私たちで昔など気に

する必要はないと思いました。

 また、主人公の妹が友達と遊んでいると、

その友達のおばあさんが

「あの家の子と遊んじゃだめ。」

と言い、連れて帰る場面がありました。

 家柄など選んで産まれてきた訳ではない

」のにどうしてそんな事を言うのだろうと思

いました。

 でも物語は最後には理解しあったよう

で、いい結末に終わって良かったです。

人格など関係なしに差別されるなんて悲

しいと思います。

 イジメも同和問題も、似たようなもので、

理解しあわず、すれちがいによっておきる

ものだと思います。なので、その二つをよ

くするためには、自分の考えを一方的に通

すのではなく、お互いを理解しあうことが

いいのではと私は思います。少しでも多く

の人が理解しあい、いい方向に進んでくれ

るといいなあと思います。(原文のまま)

 

あなたの受ける心身の傷リスト
ホームヘ