「うつ」患者の三分の二は肥満型の体型だとクレッチマーは言う。「う つ」と肥満は関係あるのだろうか。「うつ」になると当初はやせていくことが多いと思います。しかしある程度治ってきた時、今度は体重が増加していきます。
適正な体重にまで回復したら、太らないようにコントロールが必要です。肥満だから「うつ」になる事は無いが、肥満を治さないと「うつ」もなおりにくいの は、体験的な事実である。 なぜだろうか 今私たちは、極めて太りやすい社会にいます。 外食やレトルト食品の割合が高く、ケーキや菓子パン、コーラなどの飲み物。どれをとって油脂分か砂糖が多く含まれています。 間食では、脂と砂糖を含む物が多く、種類も豊富である。昼間はチョコレートなど、夜はスナックをぼりぼりという風景は当たり前となりました。 人類は、主に体内でゆっくり吸収される炭水化物から栄養をとり、食事の回数も少なく、間食も無かったので、1日のかなりに時間を絶食状態で過ごしていました。現代のつまみ食いの時代は、食後の絶食時間を不十分にし、グリコーゲンと肥満化を助長します。 1日3c太ると1年で1s、10年で10s、30年で30s太ることになります。つまり今の時代は、ふつうに暮らしている大部分の人は、少しずつ少しずつ太っていき、ひとたび太ると減量は、多くの困難にぶつかります。 肥大した脂肪細胞が産生、分泌するサイトカインは、 例えばインスリン感受性を低下させるTNF−α、血栓形成を促進するPAT−1、血圧を上昇させるアンギオテンシノーゲンなどの分泌を亢進させ、逆に血管
内皮障害の修復を促進し、インスリン感受性を高めるアディポネクチンの分泌を低下させるなど、各種の健康障害を同時多発的に派生させる。まるで悪役臓器が 一つ出来たような悪さをしでかします。 つまり肥満は体の免疫機構に打撃を与え、体を正常な状態から引き離してしまいます。 あなたが歩いて消費できるカロリーを計算してみましょう あなたの体重(例えば60s)×歩いた距離(例えば5キロメートル)×0.5=150キロカロリーとなります。 速歩の場合は0.8、走る場合は1.0を掛けてください。
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