目標BMI 22±10%を目指そう

無理なく減量Aさんの1日

1.            朝起きてトイレに行き、そのまま体重を量る。これをあなたの体重とする

2.            オリゴシロップを小さじ3杯食べる(快適便通のため)

3.            散歩をする。30分以上歩かないと脂肪は燃焼しません。最初は5分からでも歩きははじめ、1ヶ月掛けて、30分以上できれば1時間歩けるようにします。4000歩以上か ら効果が出始め、歩数が増えるに従って脂肪が減っていきます。食事制限だけでは脂肪は減りません。
(食事制限だけでは脂肪が47%残りは脂肪以外の筋肉が減ってしまいます。歩くと減った体重の97%は脂肪です。)

4.            朝ご飯を食べる。出来るだけ玄米次は白米、パン・うどんなど粉類は腹持ちがしません。パンの場合脂(バター)と砂糖(ジャム)のどちらかにする。

5.            トイレに行く。1日のウンコの量は食べた食物繊維の10倍だそうです。日本人は1日16cしか食物繊維を取っていません。バナナ1本200cとして1.5本以上が理想です。

6.            通勤・職場で働きます。昼も出来るだけ玄米のお弁当がいいのですが、時間のない人は、玄米おにぎりを。

7.            夕食を食べる。玄米を。玄米を食べると間食が減ります。(お腹があまり減らない)

8.            夕食後散歩の出来る人は、散歩

9.            便通が足りない人は、便意があってもなくてもトイレにいき、指でおしりを10回ぐらい押すようにして、肛門を刺激します。本でも読みながら数分待ちます。ほとんど100%便通があります。

10.     睡眠時間は脳を回復させる大切な時間です。寝る1時間前から居間の明るさを抑えます。1日7時間は寝るようにします。寝室は出来るだけ暗く、温度を適切に保ちます。毎日散歩していれば、眠りも自然になります。

肥満とガンの知識
米国対癌協会2003年発表(1982年から16年間、90万人を追跡調査)
BMIの増加で死亡率が有意に高くなったのは、食道・胃(男性のみ)・結腸・直腸・肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・非ホジキンリンパ腫・多発性骨髄腫・前立腺
・乳房・子宮・卵巣に及んでいます。
前癌死亡率は

前癌死亡率

 

 

BMIの価

 

死亡率

18.5〜24.9

 

1

25.0〜29.9

 

0.97

30.0〜34.9

 

1.09

35.0〜39.9

 

1.2

40以上

 

1.52

日本人はアメリカ人より肥満の影響を、受けやすいのでこの表をワンランク上げて見た方が良い。例えば25.0〜29.9は0.97でなく1.09と。
同じ脂肪細胞でも内臓を取り巻くように出来る脂肪と皮下脂肪では、内蔵型脂肪が悪役であるらしい。ウオーキングなどで脂肪を減らせば、内臓から減るので 5%の減量でも効果があるという。いずれにせよ、内蔵型脂肪の脂肪細胞から算出されるサイトカインが、血栓形成を促進したり血圧を上昇させたり、血管内皮 障害の修復をじゃましたりするということです。これほど広範囲に悪作用が在るとすれば、脳に対してもいいことはなさそうです。精神障害の場合、多かれ少な かれ脳に障害を受けていますので、肥満を克服しなければ、病の治療に影響が在ると思われます。

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