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抗うつ薬の副作用

薬を飲んで最初に困るのは便秘ではないでしょうか。投薬されたどのクスリにも、必ずと言っていいほど便秘があります。

どうしてそうなるかはわかりませんが、かなりきつい便秘に悩まされる人が多い。精神科で入院していると、下剤も他のクスリと一緒に渡されるそうです。そして大が出た回数も報告させられると言います。

下剤を毎日飲んで平気な人はいいのですが、すぐに効かなくなり、量をふやしていくとなれば、悲劇です。

出来るだけ自然な、お通じが出る方法は無いでしょうか。

クスリ漬けの生活を送りますと、腸内の有用細菌も少なくなります。そこで乳酸菌活用法を提案致します。

  1.便秘の軽い内は、ヨーグルトやヤクルトの摂取でOKです。(ワカモトやラクトーンなど乳酸菌製剤もこの時期は有効です。)

2.それでも出なくなると、豆乳をのむとなぜかよく出てきます。

3.豆乳にもなれてくると、いよいよ最後の切り札「オリゴ糖」シロップの登場です。「オリゴ糖」は、よく知られているように、乳酸菌が大好きな食べ物です。しかも熱や酸に強く胃酸で分解されないで腸に届きます。

  「オリゴ糖」シロップはスーパーの砂糖売り場や、大型薬局のオリゴコーナーにあります。1sが500円から700円です。高いのもありますが、効果は変わりませんでした。 4.豆乳と「オリゴ糖」の組み合わせは、長く快適な便通を保証してくれるはずです。

5.埼玉医科大学の和合教授によれば、モーツアルト音楽には3500ヘルツ以上の高周波が多く含まれ、それをヘッドホンで聴くことにより便通が得られやすいということです。(現在テスト中です。)

  これらの処方で、多くの方は心地よい毎日が、送れると思います。

日によっては1日の「オリゴ糖」の摂取量を増やす必要があるかもしれません。例えば通常毎日小さじ3杯を、小さじ4杯にするとか、1日2回摂取するとか、工夫してください。食べ物ですが、カロリーが小さいので、これで太ることはありません。

下剤よりは遙かに自然です。

便秘対策 その2
 

便秘対策 その3

  排便の仕組み

  便秘の型

厚生労働省研究班の調査では、便通が週2〜3回でも、毎日1回以上の人と比べて大腸癌を発症する危険度は変わらなかった。(49歳から69歳の6万人の調査)2006年12月20日発表

個人的な体験では、ある月に大きなストレスのかかる課題が5つも6つもあって、頑固な便秘に悩まされた。下剤を飲むが、指定された量では効果がないように感じた。下剤を5割り増しにした翌日は、朝から不快感と断続的な腹痛に悩まされた。確かに出る者は出たのであるが、疲労と体調不良となった。翌日から再び便秘となった。1週間我慢して下剤を指定通りの量を飲んだ。反応がない。翌日同量を飲んだ。時折腹痛があるが出ない。そこで出口を塞いでいる頑固な固まり粉砕すればと思い至った。浣腸である。此は効いた。大きな出口の固まりが無くなるとその後は軟便であった。下剤と浣腸を組み合わせるのも一つの方法であることがわかった。